インターンシップを実施しました

こんにちは。
株式会社ファルコン 技術2課 平岡一明がインターンシップの実施報告をいたします。

今回のインターンシップは、2017年11月16日と翌日17日の2日間で、徳島科学技術高等学校 環境土木コースから2名の参加がありました。

準備を万全に整えて迎えた1日目!
いつもと同じように、朝礼・掃除を行った後にオリエンテーションを始めました。

真剣に説明をする、若干表情硬めの安平さん

オリエンテーションは、総務部 安平憲司さんが「会社説明・インターンシップ内容など」を説明しました。

その後は、就業体験となります。

私は指導担当者として、
就業体験は、現在遂行している「地すべり施設長寿命化業務」の一部で、1日目は現場作業、2日目は現場作業の結果整理とその資料作成を計画しました。
そして、就業体験をきっかけに学ぶ意欲が生まれるよう、私なりに以下のように考えました。

まず、インターンシップは、

○進路選択能力の育成
○勤労観・職業観の育成
○社会人としてのマナーや言葉遣いなどの習得
○社会人としてのコミュニケーション能力の育成
○地域社会の一員としての認識と地域社会との関わりの学習

の効果に期待が寄せられております。

しかし、2日間という短期間で全ての能力を習得するのは不可能であるため、インターンシップ生には目標と行動計画の設定を上記項目のなかから選択してもらうことにしました。
就業体験後は、設定した目標と行動計画のふりかえりを対話形式で行うことで、自らが反省点を考え気づいたうえで、アドバイスをすることにしました。

では、就業体験にもどります。

1日目の現場作業では、
地すべりの状況を確認する現地調査と、地すべり施設の点検を行いました。

地すべりの状況を確認する現地調査では、地すべり地形の確認や地すべりによって発生した道路の亀裂などを確認しました。
また、調査中に地元住民とお話をして、地すべりによる家屋への被害を聞く機会もありました。

地すべり施設の点検では、水抜きボーリング工とアンカー工の点検を行いました。

2日目は、1日目の現場作業の結果整理とその資料作成を行いました。

資料作成にあたっては、説明する相手に対して分かりやすく説明できる資料であるか!を考えながら作成してもらいました。

資料作成→説明→資料修正を繰り返し、作業中は自身で考えながら分からないところは質問をするなど、熱心に取り組んでいました。

そして就業体験後に2日間のふりかえりを行いました。

インターシップ生は自身の反省内容を理解して、今後の目標をしっかりと述べておりました。
今回のインターシップをきっかけに自身の弱点を克服し、将来活躍されることを期待します。

最後になりますが、私は指導担当者として業務を通じて人のお役に立っていることを実感してもらうことで、学ぶ意欲が生まれるようアドバイスをすることを心がけました。
しかし、業務を通じて人のお役に立っていることを実感してもらうことが、いかに難しいことであるかを実感しました。
今回の経験を活かして、次世代を担う人材を育成できるようこれからも研鑽します。